のど飴と普通の飴の違いは?本当に効くの??マイランキングは?
2016/10/21
子供の頃は飴をなめるのは甘いものが食べたいときでしたが、大人になってからはいつの間にか、飴は「喉の調子が気になるときになめるもの」と位置づけが変わっていました。
なので、買う飴はいわゆる「のど飴」ばかり。
でも、のど飴とのど飴以外の飴ってそんなに違うんでしょうか?
のど飴と普通の飴の違いは?
この間コンビニでのど飴を選んでいて、ふと思いました。
のど飴って「味がよりマシなのはどれかな?」という視点で選んでいるんですよね。
「よりのど飴っぽくないのど飴はどれだろう?」という感じです。
それでもとりあえずのどに効くほうがいいだろうと思ってのど飴ジャンルのなかから選択してしまいます。
でも、もしのど飴と普通の飴で効果があまり違わないなら、のど飴は美味しさを最重要視してはいないので、よりおいしい飴を食べたほうがいいということになりますよね。
実は、のど飴とそれ以外の飴とでは、明確な違いはありません。
この成分を含んでいなければいけないなどという定義は特にないので、メーカーがのど飴と銘打てばどんな飴でものど飴として売ることができるんです。
医薬品や医薬部外品として認められているのど飴は殺菌剤などが入っていて別格ですが、それ以外ののど飴は、いわゆる昔から喉に良いと言われてきた材料を1種類~数種類入れて作られています。
例えば、はちみつ、かりん、キンカン、だいこん、しょうが、プロポリス、メントール、ミントをはじめとする各種ハーブなどです。
のど飴は喉に効く?効かない?
最初に結論から言うと、医薬品ののど飴や医薬部外品ののど飴は、成分的には喉に効きます。
医薬品ののど飴には喉に有効と認められている成分が入っていて、医薬部外品ののど飴には喉の腫れや痛みを抑えたり、喉を殺菌する成分が含まれているからです。
医薬品ののど飴とは以下のようなのど飴です。
・南天のど飴
・浅田飴せきどめ
これらは効果は期待できますが、販売に許可が必要になるため、医薬品を売ることができる薬局やドラッグストアなどでしか買えません。
医薬部外品ののど飴には、例えば以下のようなものがあります。
・ヴィックス メディケイテッド ドロップ
・ルルのど飴
・浅田飴ガードドロップ
こちらは、医薬品ののど飴よりは効き目が穏やかで、コンビニやスーパーなどでも手に入れることができます。
医薬品と医薬部外品以外ののど飴は、成分的には普通のお菓子と同じ位置づけなので、せきやたん、喉の痛みなどに効くと効能的に認められているわけではありません。
もちろん、普通の飴同様、喉を潤して乾燥を防ぐ役目を果たしてくれますので、なめないよりなめた方が喉を守ることはできます。
それに、各メーカーがあれこれと知恵をしぼって喉にいいと言われる成分を加えてくれているので、民間療法と同じで、お薬ではないけれどなかにはぴったり合ってのどが楽になるものもあるかもしれませんね。
のど飴のマイランキング
ランキングとは言っても、多数の方にアンケートをとったものではなく、ただ単に私の愛用しているのど飴を並べただけです。(すみません。。)
でも、生協の共同購入やスーパーのレジで他の人の買ったものを見るとき同様、自分にとっての定番が他の人にとっては珍しかったりするので、何か一つでも新しい発見になればいいなと思って書きました。
まずは、懐かしさで選んだマイのど飴ランキングです。
1.ハーブキャンデー
昔と今とで販売会社が違っていますが、昔からある懐かしい缶ののど飴で、13種類のスイスのハーブがブレンドされています。
甘いおやつを買ってくれなかった母がこののど飴だとOKを出してくれたので、私にとってはお菓子の位置づけのありがたいのど飴でした。
でも、普通のお菓子や飴に比べたらけっこう割高ですよね。
2.浅田飴
これも1位とほぼ同じ理由から。
でもこちらは子供たち用に買ってくれていたわけではなくて、親のを1粒だけ分けてもらっていたような記憶があります。今思えば医薬品だったからなんですね。
昔は丸くて平べったい缶タイプだけでしたが、今は数個ずつアルミ包装されている紙箱入りのものもあり、そちらの方がバッグの中で音がしないので、大人になってからはもっぱらそちらをバッグに忍ばせています。
3.ヴィックス メディケイテッド ドロップ
これは、昔のどが痛くて保健室に行くと保健室の先生が分けて下さった懐かしいのど飴ですが、今はとってもポピュラーになりましたよね。
うがい薬と同じ成分で殺菌・消毒してくれる医薬部外品のど飴です。
昔は基本の味しかありませんでしたが、今では9種類も出ているんですね。
チェリー、ウメ、レモン、レギュラー、オレンジ、ブルーミント、グレープフルーツ、グリーンアップル、ハニーレモンで、このうちグレープフルーツとグリーンアップル、ハニーレモンの3種類はシュガーレスです。
お次は、効き目で選んだのど飴ランキングです。
効き目がすでにお上から保証されている医薬品や医薬部外品ではないのど飴のなかで、効果をある程度実感できた気がするものたちです。
1.龍角散ののどすっきり飴
これは、意外ですが医薬品でも医薬部外品でもない、普通のお菓子の扱いなんですね。龍角散自体はお薬なんですが、まぶしてある量が少ないからなんでしょうか。。
でも、やっぱり一番効いてると思うんですよね。
我が家の上の子は龍角散の薬っぽさが苦手で最初のうちは勧めても要らないと言っていたのですが、効き目が一番ある気がすると実感してからはいつも基本味のをバッグに入れて持ち歩いています。
基本の龍角散味よりもミルク味のほうが断然おいしいのですが、コンビニではミルク味が置いてないことが多いので、その場合はあきらめて基本の味のを買います。
基本の味とミルク味以外にも、最近ではシークヮーサー味とカシス&ブルーベリー味も出ています。
その他、ハーブパウダーinというシリーズと、タブレットタイプも発売されているようですが、この2種類はドラッグストアやコンビニではあまりみかけませんね。
ハーブパウダーinのシリーズには、ミントとゆずと白桃の味、タブレットタイプにはミントとハニーレモン味があるそうです。
2.プロポリスのど飴
普通の飴の2、3倍とだいぶ割高ですが、処方箋薬局のレジ横や、スーパーでたまに見かけたら買っています。
以前は1種類しかなかったように思いますが、今は数社から出ていますね。
以前、プロポリスの原液自体を海外旅行のお土産で買ったことがありました。フタ代わりになっているスポイトで喉に1、2滴たらして使っていましたが、原液は数千円はしますので、それと比べたらのど飴なら10分の一でコスパがいいと言えるかな?
ミツバチがつくるプロポリスはもともと「天然の抗生物質」と言われていて、買ったときにも数限りない病気に効くとの説明を受けた覚えがあります。
プロポリスのど飴は、いきものがかりの聖恵ちゃんが愛用していることから若い人たちにも知られるようになったみたいですね。
プロポリス独特のちょっとぴりっとした刺激がある飴なので、それさえ苦手でなければおすすめです。
3.板藍(ばんらん)のど飴
これは、のどが痛かったり違和感があるときにではなく、のどから来る風邪の予防をしてくれる飴です。いつもは粉末状の板藍(ばんらん)茶を風邪予防に飲むのですが、飲み物が飲めない満員電車などではこの飴で予防をしています。
でも、なぜか子供たちはこの飴よりは粉末タイプのほうがいいと言うので、のど飴のほうはもっぱら私が一人でなめています。
これは普通のスーパーやコンビニでは売っていなくて、買えるのは漢方薬局の一部かネットのみです。
漢方ですが、中国のハーブティーという位置づけかな?お薬や他の漢方薬との併用はOKです。
ランキングは手前みそですが、何か少しでもお役に立てば幸いです。